マキシマダムの過剰な日常

マキシマダムの過剰な日常

ものが捨てられない。ミニマリストに憧れながら、ものに囲まれて生活するアラフォーが日常を綴ります。

初ドーム。初ジャニーズ。初ライブレポ。KinKi Kids 24451~君と僕の声~

こんばんは。マキシマダムの過剰な日常です。

 

ご無沙汰しております。これをどうしてもまとめたくて。うまく書けなくて。でも書けば書くほど気持ちの悪い文章になってしまい、アップしようかどうしようか迷っている間に時間が経ってしまった。。おそらくここに来る人は推定10人くらいだと思うし、このテーマに引っかかる人もおらんやろ、タイミングも逃してるしってことで、アップします。

 

東京公演も終わっているので大丈夫だと思うが、円盤待ちの人もいるかもしれないので。

 

ネタバレありです。

以降、読まれる方は、ご了承くださいませ。

 

 

 

KinKi Kidsのライブに行ってきた。この興奮を記録に残しておきたいと思う。いつの話だよ!って感じかもしれないが、大阪京セラドーム1日目です。

 

ただ。

タイトル通り、ジャニーズのライブ自体も初めてで、なおかつ予習ゼロで臨んだこともあり、至らない点も多いと思う。ライブレポを書くのも初めてなので、とっ散らかった文章かつ、ライブレポになっていないかもしれないが、"にわか" が、"にわかなり" に頑張ってまとめてみた。生暖かく見守っていただけるとありがたい。

 

 

KinKi Kids 24451~君と僕の声~ 2022年7月16日 京セラドーム大阪


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尊い。という感情が久々に心に灯った夜だった。

 

 

 

まずは前提から。(ほぼ自分語り)

全ての始まりは上司からtiktok を見るように言われたこと。初めは仕事を意識して見ていたものの、気づけば自分の趣味に走って、興味のあるものだけを見るようになっていった。で、気がつけばKinKi Kidsの割合が増えていて。多分、トーク系が多いのでしっかり最後まで見てしまっているんだと思う。で、このままだと図書委員になってしまう。と呟いたのが6月の、後半のこと。

(多分、最初のきっかけはニノさん(?)に風間くんが出ていた回。"カザポンだって踊れるんだぞ"みたいな映像だったと思う。風間くんの衣装といい、神回だったなと。それまではサクサクスワイプしながら適当に見ていたが、これだけはがっつり見ていたこともあり、この辺りからジャニーズ関連の映像が増えはじめた。)

 

その後、幼なじみとLINEのやり取りをしていたら、急に。

友人「KinKi Kidsに興味ある?」
私「ある(即答。なんてタイミング?!)
友人「コンサートのチケット取れそうなんだけど行く?大阪だけど?」
私「ちょっと待って。KinKi Kidsって今年25周年だよね?取れるの?!そんなことある?」
友人「ほら。(画像)どうする?」
私「行く(即答)」
友人「取りました。よろしく」

 

トントン拍子とはこのこと。「図書委員になってしまう」とつぶやいたあの夜から1か月も経っていない。あれよあれよという間に宿リストが送られてきて、新幹線の時刻が知らされる。

 

 

その後、仕事でHPを削られることが続き、この予約に助けられることに。嗚呼。ライブがあるから頑張ろうと思える。この気持ち大事。とても大事。

ただ、それもあって、事前の予習ゼロで臨むことに。

 

 

で。当日。(新幹線~会場入りまで)

大阪に向かう新幹線の中で男闘呼組再結成のニュースを見る。ちょい!ちょい!ちょい!ちょい!友人と盛り上がりつつ、ちょうど会場入り後の時間だったこともあり、ライブ終わってから見なきゃねと。リアタイしたかったねーなんて言いつつ、宿へ。

 

 少し時間があるからとTVをつけたら音楽の日『応援ソングメドレー』をやっていて。NEWS、Hey!Say!JUMP、Sexy ZoneジャニーズWESTT.M.Revolutionという不思議ラインナップ。勝利くんが「セクシーローズ」言った瞬間に友人が「きゃー!!!」と叫んで私、ビクッ!こ、このテンションなのね。。これでウォーミングアップして会場へ。

 


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タイトルにも書いたとおり、ドームでのライブは初。5万人も入ると聞いて震える。千葉マリンスタジアムなら行ったことがあるけれど、それと同じくらいなのかな…。

 

席はスタンド上段。まあ、あのタイミングで取れた席だったので期待はしていなかった。むしろ最後列じゃないんだ…。直前に買った双眼鏡のピント調整を行いながら、友人と雑談。

私「双眼鏡を買いに行ったら『推しカラーの双眼鏡で推しを見よう』みたいなPOPがあったんだけど、推しのカラーがわかんなくてさー(ってか推しってほどではないしなー)ってかキンキの推しカラーって何色なんだろうねー(無邪気)

友人「はあ?あんた目の前に出てんじゃん(ステージを指さす)」

私「!!!」

 

ステージは赤青の光を帯びておりました。

周囲の図書委員の方々は「こいつ、何言っとるんや?」って感じだったろうな。。予習がないにも程があるって感じだよね。申し訳なし。

 

あと、ここ最近、ライブに行っていなかったのでいわゆる最近の常識がないのだが、みんな直前まで携帯を触っていて驚いた。とくに、携帯の電源を切るように促すアナウンスもないんだなーと。すると友人から「男闘呼組の映像がTwitterに出てる!」と言い始めて、音楽の日のパフォーマンスを音なしでちょこっと見る。「渋い!」「やっぱかっこいいな」「帰ったら音ありで見ようぜ」なんて言いながら開演を待つ。

 

双眼鏡を出したり、荷物をがさがさやっていたら、入口で配られたサイリウムがパキリと音を立てた。「!!!!」どうしよう、光始めてしまう。どうしよう、これ最後までもつのか…。私があたふたしていると、友人が「大丈夫。みんな折れたってTwitterでつぶやいているから。あんただけじゃない」と慰めてくれる。「しかも、6時間くらいもつらしい」と。Twitterの方々の集合知!ありがたい!

 

 

お待たせしました。ここからやっとライブレポです。

会場は声だしNG、着席での観賞。私自身、コロナ禍初のライブだったのでこの形で参加するのは初めて。

オープニングの映像が流れ、ステージ上に浮かび上がる、無数のマネキン。そこには歴代の衣装が。静かなどよめきが起こる客席。私も思わず声が漏れる。

ズームした映像がなめるように衣装を映し出す。そのマネキン中に、たたずむ二人それぞれの姿が。そのセットから抜け出し、舞台の上下からそれぞれが中央に向かって歩き出し、中央でぱちんと手を合わせてすれ違い、立ち位置へ。その様子にもう、心を鷲掴みにされる。会場もざわっと一気に温度が変わった気がした。

 

 

 

セットリスト

Twitterにて、図書委員の皆様の投稿を参考にさせていただきました。いやー、にわかがほとんどわかるセトリってすごいな。

 

1.FRIENDS
  MC1
2.Kissから始まるミステリー
3.硝子の少年
4.ジェットコースター・ロマンス
  MC2
5.Midnight Rain
  MC3
6.たよりにしてまっせ
  MC4
7.ボクの背中には羽根がある
8.薄荷キャンディー
  MC5
9.薔薇と太陽
  MC6
10.全部だきしめて
11.好きになってく愛してく
12.恋涙
13.愛のかたまり
  MC7
14.このまま手をつないで
15.Anniversary

  MC8
16.Amazing Love

 

 

 

MC覚書

なんとなくこの辺でこんなこと話してたなーってものをまとめてみた。キンキと同い年、40過ぎの儚い記憶力なので、思い違いとか順番が違うとか多々ありそうだが、生暖かい目で見ていただけると嬉しい。

 

25周年のライブだというのに。オープニングから「今さっき男闘呼組の演奏をみてぶち上がってんねん」と先輩の話を始める剛くん。「え?見たん?ええなー」と乗っかる光一くん。え?楽屋?(笑)剛くんは、直前に健一くんと電話して「見てから出ます」と話したらしく、ちょうど開演が5分遅れたから見れる!ってかぶりつきで見たと、話を続ける。

いや、自分たちの話しないんかい!と心の中で突っ込みながらも、私もさっき見た!かっこよかったよねーと話に加わりたい気持ちでいっぱいになる。TVで見ていても思うのだが、このめちゃくちゃ身近な話題を楽しそうに話す姿が魅力のひとつだよなとしみじみ感じる。

 

今回は、25周年のイベントということで「歌としょうもない(光一くん談)トークで展開する」とのこと。あ、普通のライブではないのね。ディナーショー的な感じかな?トーク多めのライブって感じだったが)

 

 

MC1 暑さにやられる2人 (~Kissから始まるミステリー、硝子の少年、ジェットコースター・ロマンス

暑い暑いと二人。「(光一くん)今日は暑いしか言わないかも。これでもエアコンは全開なんだよ」。「リハの時から暑かったけど、リハの時はTシャツで、今は衣装だからさらに暑い。ってかこの衣装、完全に冬だな」(光一君はロングジャケットとカーマベルト。確かに暑そうだった)「KinKi Kidsのライブはいつも冬だからなー。あと、お客さん入るとさらに暑くなるよね。」

 

このとき、一番印象的だったのが「みんなも暑いよね。え?オレと剛くん見て火照っててるの?」とにやつく光一くんでした。「みんなも脱いでいいんだよ。大丈夫、ここからは見えないから」と。光一くんてこういう中学生みたいなところあるよなー。

 

あと、ステージ前方にお水などを入れるケースが用意してあったのだが、剛くんがスプレーを使ってクールダウンしているのを見て、光一くんが「え?いろいろ用意してもらったん?」と。剛くんが「氷の入ったスプレーやろ、あとポカリと…」といろいろ取り出すのを見て、「おれ、これだけやで(巨大な水筒を片手に、箱の中には白いタオルが1枚)」。こういうところに性格がでるよね。

 

曲について。デビュー時の楽曲をつくった山下達郎さん、松本隆さんコンビの3曲。デビュー曲を決めるにあたり、なかなかOKが出なかったのでとのこと。で、デビュー曲候補だったけれど、デビュー前に歌うことになった曲が「KISSから始まるミステリー」だったと言っていて。

え?金田一ってデビュー前だったんだ…と知る。改めて、デビュー前から異常な人気だったんだなと驚きをもって見つめることに。(後から知ったが、「LOVELOVEあいしてる」もデビュー前だった…驚きその2)

 

MC2 ジェロマ?!(~Midnight Rain)

剛くんがある取材で「ジェットコースター・ロマンス」を「ジェロマ」と略されていることを知り、そう呼ばれていることを知らなかったと話していて、光一くんも「えーそうなん?」と。「ジェロマて。『ジェロニモ』しか出てこなかった」「おれも!」と、二人でキン肉マンの超人の話で意気投合していた。世代!

ジェットコースター・ロマンスって、サビのキャッチーさと盛り上がり方がジャニーズのデビュー曲っぽいんだよな。その候補だったと聞いて納得。たしか、海辺で水を掛け合うCMが流れていたような…。

そのあとは、前の3曲の作曲家、山下達郎さんの奥さんの竹内まりやさんの曲の話を。「めちゃくちゃ難しい曲。まりや節があるよねー」と。以降、曲を作った人を降ろしだす光一くん。(注:上を向いて、両手を広げ、ご本人を自分に降ろしていたw)剛くんが「ご本人なんもないと思うで」と突っ込まれてた。

あと、「(光一くん)難しい曲多いよね?みんなカラオケで歌えてる?」と聞いていて、そっかーカラオケで歌うのかー。ちゃんとファンのこと考えているなーとぼんやり思った。(私のかつての推しは、カラオケの話が出たとき「歌えるもんなら歌ってみろ」と言っていたのを思い出した)

 

あと、終始「暑い」と言っていた2人だが、剛くんはこのへんでジャケットを脱いでいた。「もうええやろ」と。ジャケットの下は白いノースリーブ+ブルーのアミアミの五分袖。背中にネックレスのブルーのリボンが垂れ下がっていてオシャ。「(光一くん)それ涼しそうだな定置網みたいだけど」「(剛くん)地引網やろ」って、突っ込み早っw 光一くんはジャケット脱がず。理由はのちに判明。

 

 

MC3 衣装を見ながら後輩に思いを寄せたり(~たよりにしてまっせ)

ステージにずらっと並んだ歴代の衣装を見ながら、これは〇〇のとき、これはまったく覚えがないなどの思い出しトーク。キンキの場合、2人しかいないので、他のグループに衣装が行くことが少ないと話しながらも、「これ北山って書いてある」とか「これ神宮寺って書いてある」「え?神宮寺いいなー」など、完全楽屋トーク

「(光一くん)これ、何の衣装かわかる人ー?」と問いかける。ピクリともしない会場。「おらんのかい!正直だなー」と。

「たよりにしてまっせ」は、「踊ってみる?」とのことで、振り付けを思い出しながら踊ることに。二人そろって踊りが止まるところがあって、「同じところでわからなくなったな」と光一くんが剛くんに嬉しそうに話しかけてて、こういうところに関係性萌えを感じるよなーと思ったり。

あと、全体的に思ったことなんだけど。もうキンキって踊らない…のね?硝子の少年とか踊ってほしかったんだけどな。

と当日は思っていたのだが、これって剛くんの体調もあるのかな?だとしたら、私は多くを求めすぎているなーと。彼が生きてステージに立ってくれるだけでありがたいことだと今は思ったりしております。

 

 

MC4 白い歯 舌見せて微笑う 2人(~ボクの背中には羽根がある薄荷キャンディー

次の曲は、二人の転機になった二曲。「ボクの背中には羽がある」は民族楽器を使っているのだが、それが2人の声に合うということを知ったきっかけになったと言っていた。これ、織田哲郎さんだよね。

薄荷キャンディー」の「白い歯 舌見せて微笑う」の歌詞の独自の解釈を始めるふたり。言い始めは光一くん。「白い歯と舌見せて笑うってどういう状態?」と。再現しようとして変顔合戦になっていた。「そんなやつおらんて!」って笑い合いながら。何してんの、ほんとに。

「この状態で歌えるかなー」とか言いながら、曲はびしぃっ!とキメてくるところはさすがプロ。歌い終わってから「(光一くん)みんな笑いそうになってたでしょー」と。そりゃみんなあの歌詞で、ちょこっと出した舌を前歯で嚙んで不気味な笑みを浮かべる二人を思い出しながら聞いてましたとも。

「ボクの背中には羽がある」の歌詞で、剛くんがくるっと背を向けて、振り返りながら背中を指すしぐさをしながら歌っていたのがめっちゃ可愛かった。


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画力が死んでいて申し訳ない。。

 

 

MC5 ここも何話したか覚えていない…40過ぎの記憶力は儚い(~薔薇と太陽)

恐ろしいくらい、このトークの前半を覚えていない…。トークの後半は、次の曲がイエモン吉井さん提供曲で二人が違う動きをするのもあって、ステージ上下段に競り上がり移動したときのこと。基本、トーク回しは光一くんなのだが、ここは唯一光一くんが踊るというのもあって剛くんに「ちょっと繋いで」とトークバトンを渡してたら、「(剛くん)これはイエモンの吉井さんが~」と話し始めたところで「(光一くん)そうだよ!それ話さなきゃ!」と。多分、前半全然局と関係ない話をしてた気がする。たしかこの時点でマキが入っていたんだけれど、しっかり話していたような…。

 

2010年代は知らない曲が多くなっていくのだが、「薔薇と太陽」は、その中でこれだけは知っているという曲。これ、かっこいいよね。完全な吉井節。でもって、本当に方向性の違う2人だな、というのが実感できて、それでもこの2人だからできる曲であり、この2人が作り上げた世界観がめちゃくちゃかっこいいなと思う。

上のステージで剛くんがギターを弾き、下のステージで光一くんがダンサーを率いて踊る。踊っている光一くんを見て、このためにジャケット脱がなかったんか!と納得。ひらひらと舞うジャケットの裾も含めてとても素敵でした。しかも、ステージから火柱が立って!めっちゃくちゃびっくりした。ジャニーズのステージで火柱って立つんだ!

踊り終わった光一くんはきつい!暑い!と言いながら、速攻でジャケット脱いでた。

 

で!

 

胸元のボタン外して、シャツの袖をまくって。

 

 

え?殺す気ですか?

 

 

と思いながらも冷静に双眼鏡構えましたよね。見るよね?見ないはずないよね?汗でてっかてかの胸元に撃ち抜かれました。エロ過ぎない?見ていいんだよね?見せてるんだよね?なんていうか、ここ最近忘れてたメスの本能を呼び覚まされまして、冷静さを失いました。マジで恐ろしい。

 

 

MC6 殺す気ですか…(~全部だきしめて、好きになってく愛してく、恋涙、愛のかたまり)

正気を失った私を置き去りにして、ギターを構えて、吉田拓郎さんとの出会いの話を。LOVELOVE愛してるをきっかけに、楽器に触れて、曲を作るようになったということで「全部だきしめて」から始まり、2人で作った曲を3曲。

恋涙」は隠れた名曲と言っていたけど、隠れてない…よね?私が知ってるってことは。昭和歌謡のテイストをバリバリに感じさせる歌詞ながら2人が歌うと湿っぽくならないんだよなー。あの歌い方なのになー。軽くて乾いてる。

「愛のかたまり」はぜひ生で聞きたかった1曲。「みんな大好き『愛のかたまり』、もう社歌だよね、社歌にしていいよ(光一くん)」え?社って何の社?秘密結社…ですか?

恋涙」も「愛のかたまり」も2人が20代の時の曲だよね…。20代でこの歌詞が書ける剛くんの感性って、恐ろしい。

2人の世界にどっぷりつかって聞き惚れる。あの歌い方、癖、色気が交じり合って、唯一無二のメロディを奏でる。幸せをかみしめる。

 

 

MC7 人生初のフロート観賞。ステージを降りて王子がお近づきに。

フロートで二曲。あの…私、フロートを初めて見たかも。「これ、朝のニュースでよく出てくる、ジャニーズのライブ映像でみるやつだ!」と興奮。嗚呼、王子様たちがゆっくり近づいてくるよ!おとぎ話の脇役、貧しい農民の子のように、王子様が乗った馬車が近づいてくるのを胸に手を当てて待ちます。

「(光一くん)普通だったら盛り上がる曲でとか煽ったりしながら乗るものだけど、KinKi Kidsだとドバラートになります」「(光一くん)いつもステージからは客席が見えないと言っているが今日はしっかり見るから」こんなこと言われたら興奮するわな。

 

がっつり双眼鏡構えて、終始客席に向かって手を振る剛くんと、客席をガン見する光一くんを目に焼き付けます。双眼鏡をもってライブに行くというのも初めてだったんだが、大きな動きがなかったのは初心者にはありがたかったかも。

 

 

MC8 新曲、そして次のステージへ

「(剛くん)ジャケット着るわ」「(光一くん)俺はいいやサスペンダーあるから」とサスペンダーをぱちん。剛くんの方を向いてさらにぱちんぱちん。「(剛くん)何、気にっとんねんw」2人、かわいすぎだろ!

ラストは達郎さん作曲の新曲。たまたま見た直前のSONGSで見ていたので、図らずも予習できていた曲。ここで配られたサイリウムを手に。私のようにペンラなし勢も一緒になって会場に光の虹をかける。声が出せない中、こうやってみんなで気持ちを一つにできる演出を考えてくれたことに感謝しつつ、ペンラほしかったなと思ったり。

 

アンコールはなし。
最後は2人の指を使ってKの文字を作って。



余韻に浸る私の目に飛び込んできたのはスクリーンに映った「see you again. for the magic time in this winter」の文字。(うる覚え)何て素敵な予告なんでしょうか。次があるから頑張ろうと思えるというやつですね。

 

 

その後の所感(こちらも自分語りです)

とにかく初めて尽くし&久々の遠出だったこともあり、終始興奮状態ではあったのだが、それを差し引いても「ものすごいものを見られた」と湧き上がる興奮が得られた。遠征は結構費用が掛かることもあり、(たまたま動画でよく見かけていた&コロナ禍で娯楽に飢えていた)このタイミングでなければ実現していなかったように思う。誘ってくれた友人には感謝しかない。

 

途中にも書いたが、ちょうどこのライブの少し前に、SONGSでキンキが出ていて(これも偶然つけていたTVから流れてきた)、松本隆さんが彼らの声に「憂い」を感じると言っていたインタビューが印象的で。たしかに、アイドルっぽい声ではないよなとは思っていた。

 

私は今回初めて生で聞いてみて、2人の声には「翳り」のようなものを感じた。決して「闇」ではない。ある程度の暗さを感じるのだけれど、それは灼熱の太陽から守ってくれる大木の下にできる影のような、夕方に向けて日が陰ってくるその一瞬だけ感じられるあの夕暮れの空間のような。

決して明るくはないのだけれど、温かみを感じる、遠くに光を感じさせ、そっと包み込んでくれる、そんな声だと思った。生で聞くことができて幸せでした。

 

また、今回スタンド席ということもあり、ペンライトの光が揺れるさまというのをはじめてみた。本当にきれい。波のように光が揺れるあの空間に思いがぎゅうぎゅうに詰まっているかと思うと本当にすごい瞬間に立ち会っているのだなと感じた。でも、ジャニーズだとこれが毎回なんだよね。凄すぎてひれ伏したくなる。

 

会場から宿へと戻る、これまたぎゅうぎゅうの電車の中で、さらに打ち寄せてくる余韻に浸る。「王子さまって、実在したんだ…」と。

 

これを後日そのまま話すと。「光一くん推しになったんだね」と言われるが。いやいや。確かにがっつり王子さまって光一くんだと思うのだが、剛くんも十分に王子さまだよ…ね?たしかに、十代の頃と比べると、フェイスラインが変わっているけれど。なんていうか、溢れ出るやさしさを感じるんだよな。ちょっとした言動とか目線とか。普通に(?!)「2人の王子」だったけどな。

(これは後日談なのだが…。改めて映像を見返すと。10代の頃にスマホを持っていたらガチ恋勢になっていたな、と思うのは剛くんなんだよな。これは完全に好みの問題かもしれないかもだが)

 

基本、トークは光一くんが主導なんだけど、終始ボケを振りまくって、剛くんが拾ってくれるのを待っているように感じる。それを剛くんが、拾ったり、乗っかったり、流したり。でも、絶対の信頼の元に光一くんも発言している感じがして。そんな様子にも2人の関係性にがっつりやられた感じ。剛くんが「光一」と呼び、光一くんが「剛くん」と呼ぶところとか。そう、基本、関係性萌えなんだよな。壁になりたい、という図書委員の方々の発言を肌で実感できたライブだったように感じる。

 

 

後日。ワンチャン、東京公演のおかわりありかな?と思ったけれど、電話が全然繋がらなかった。残念だけど、どこかほっとしている自分がいる。チケット取れてたら、確実に人生初のペンラ買って沼ってた気がする。友人からは「いや、おかわりしようとしている時点で沼ってるから」とは言われているが。。

 


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ライブの4日後。渋谷でkinki kidsの歴代シングルが書かれたポスターが掲示されていたのを発見。いや、たまたま渋谷で飲み会があっただけだから!!!(誰宛?)ポスター全て写真に納めて友人に送ったら、帰宅ラッシュの渋谷で人が写ってないこと突っ込まれたけど。

 

その飲み会では、バンギャのおねいさんたちとの飲み会だったのだが、kinki kidsのライブに行ってきた話をしたら。「沼へようこそ!」と歓迎され、「沼は複数持っていた方がいいぞ」と助言された。

 

私もかつては推しがいた。ただ、バンドの活動休止とともに、いわゆる「推しのない人生」に突入し、以前よりソロ活動をそっと見守っていたらまさかの「推しの死」に遭遇してしまった。(お別れ会に参加して、祭壇の前で花を供えた途端、泣きました)

それ以来、「推しは推せるうちに推せ」を身体の芯から実感しているものの、「推し」と言える存在はいない。怖いとかじゃないし、かつての推しもがっつり推していたわけではないのだが。

 

今回、わかりやすく夢中になれる存在が、生活を、人生を後押ししてくれるのでは?という予感を感じさせてくれた。それは、完全にタイミングの問題だとも思うのだけれど。人生において、タイミングってかなり重要なファクターだよな、とも感じている。

こんなご時世なので、芝居やライブなど、その場で空気感を共有できる趣味は、継続が難しいとも感じるのだが、これまでの渇望感も含めて、いま。この2022年に感じるこの感覚を大事にしたいと感じている。

 

今後、がっつり沼っていたら笑ってください。

 

 

というか。ここまで読んでくれた人がいるのだろうか…。こんな気持ちの悪い文章を根気強く読んでくれたことに感謝しかない。ありがとうございました。このブログをはじめて、一万文字以上書いたのってこれが初めてな気がする…。本当に気持ち悪い。ごめんなさい。

 

これ以来、ジャニーズ関連の画像&映像を追ってしまっている自分がいる。だって、smapのライブ映像とかガンガン出てくるんだもん…。(i love smap とか桜っ子クラブを画面に張り付いてみていた世代です。元拓哉推しです)夏休み、暇って、罪だよなとも思っている。