こんばんは。マキシマダムの過剰な日常です。
先日、図書館でこんな本を借りてきたのでご紹介。
肝心のタイトルが光で飛んでますが…
「生まれつき美人に見せる」
著者はCHICCAのブランドクリエイター吉川康雄さん。
- どんな人でも「生まれつき美人」にみせることはできる
- ブスと個性はほぼ同じ。ちょっとの崩れが違和感(目を引く)を生む
- 「生まれつき」の演出は作り込み過ぎないこと
などが、独自の視点で書かれている。
吉川さんのメイクはとにかくツヤが大事。NYで仕事をしていて、ツヤのある肌が醸し出す魅力に気が付いたとのこと。ヴォーグのモデルたちやヒラリー・クリントンのメイクを担当したこともあり。現在でもNYが拠点なのかな?
「ツヤ=テカリ」と考えられていて、パウダーファンデ全盛期(?)だった日本で。そんな中、ツヤ肌を提唱、今では当たり前のようにツヤ肌が求められるようになっている。ただ、私は今でも「ツヤ」なのか「テカリ」なのか、正直、どう違うのかわからない。
そんな私が、本を読んでこれは!と思ったものをピックアップしてみます。
テカリとツヤは一緒!乾燥で老け見えするより、テカりで若見え!
同じなんかい!と思った。吉川さんが日本に来て驚いたのは、肌が人工的で不自然に見えている人が多いと感じたことだそう。そもそも肌の上に粉はないので、肌にないものを乗せて作った肌は不自然に見えやすい。乾燥し、ツヤがない肌は老けて見える。
実際、ヒラリーのメイクを担当したとき、作り込んでツヤのない肌は彼女を近寄りがたくみせていたので、ツヤを出し、セクシーに寄せたメイクをしたところ、大好評だったらしい。「ニキビがあっても、ツヤがあって生き生きした肌の方がきれい!」というのは極論だと思うが、アラフォーにもなるとツヤは必須かもな、と思った。
とにかくツヤ肌!スキンケアもメイクもオイルを仕込む!
スキンケアにもオイル。そして、メイクにもオイルベースのファンデを使うことを勧めている。崩れないの?と思うけれど、パウダーにオイルが混ざって崩れるから、汚くなるし、直すときはそれらを落としてからつけないと余計に崩れる。けど、オイルで仕上げた肌にオイルのメイクだと、崩れても汚くならないし、その上から重ねられるとのこと。
粉なしで仕上げるの、勇気いるなぁ。あと、髪が頬につくのが気になる。
似合わない色なんてない!ブルべ、イエベで敬遠しないで!
自分の肌の色を知ることは大切だけれど、それによって選択の幅を狭めてしまうのはナンセンス!とのこと。イエベでもブルべでも、薄い色から付けていって、自分に似合う濃さを知るのが大事らしい。イエベ・ブルべ問題も幾度となく取り上げられているけれど、好きな色を使いたい!っていう欲求はなかなか消えない。ま、似合わなくて撃沈することも多いのだけれど。
また、CHICCAのメイクは「2/5発色」と言われている。これはがっつり発色して肌本来の色を消すのではなく、きれいな色を透明感とともに付けることで素肌感を出す、ということらしい。
ちょっとCHICCAのメイク、使ってみたくなった。
以下は、ネット上のインタビューより。
「本来、人間の肌の表面は濡れたようなツヤと血色感を漂わせています。このツヤと血色感が、イキイキとした印象や色っぽさを引き出し、男がつい触ってみたくなる肌を作っているのです。でも、シミやソバカス、クマなどをカバーしようとすると、一気に厚塗りに見え、“一人で生きていける感”まで醸し出してしまう。そう、メイクは隠そうとするほどブスになる。だから、肌もまぶたも唇も、素肌を感じさせるくらいの透け感を。ツヤと血色感を宿したメイクなら、接近戦でも女っぽい、生まれつきキレイな人に見せてくれますよ」
とにかく、自分を知ることから。
ってことで、以前、長井さんのイベントでもらったけど、ボックスに突っ込まれてた小型ミラーを引っ張り出してきた。これを持ち歩いてきちんとリップを塗りなおす、という非常に低い次元から出直します。。