マキシマダムの過剰な日常

マキシマダムの過剰な日常

ものが捨てられない。ミニマリストに憧れながら、ものに囲まれて生活するアラフォーが日常を綴ります。

エアコンを洗おう。空気を変えよう。

こんばんは。マキシマダムの過剰な日常です。

 

今回は「初めてプロにエアコン掃除を頼んでみたの巻」である。

頼むまでは、「いくらかかるのか?」「どんな人がくるのか」「追加料金とかかかるのか」など、不安でいっぱいだったので、同じように思う人もいるだろう、と記録を残しておくことにした。少しでも参考になると嬉しい。

 

 

今年の梅雨はどこに行ったんだ?というくらい暑い日が続いていたというのに、いきなり梅雨入りした6月。換気の悪い我が家はこれからジメジメとの戦いである。

 

その1週間ほど前のこと。

急にやってきた猛烈な暑さに、同居人(暑さに弱い)が「暑い」しか言わなくなり、エアコンを買い換えようと提案してきた。賃貸に住んでいる我々。備え付けのエアコンは2台とも10年超えかつ『残置物』である。

残置物の場合、大家の持ち物ではなく、あくまでも「前の住人が置いていったもの」になるので、大家の管理外になるらしい。これに気がついたのは契約後で、かなり古いエアコンを見てため息。

使用直後から、エアコンから流れる臭いが気になっていたが、コロナウイルスの影響もあり、「このカビまみれの空気を吸って肺の機能が低下したりしたら…いやだ!」と、プロにお掃除をお願いすることにした。

 

 

過去には、自力で洗浄を試みたこともあった。

 

 

ゴミ袋で養生し、洗浄スプレーを吹きかけ、汚れが浮き上がった後に水で洗い流す。実際、真っ黒な液が流れてきていたが、我が家には高圧洗浄機がなかったこともあり、表面のカビや汚れは落とせても内部まではどうにもならず、中途半端な結果に終わった。腕は疲れるし、落ちきらないし、その後、きちんと動くか心配なのもあり、掃除が終わったときには疲れ切ってしまった。高圧洗浄機がない場合は自力での洗浄はおすすめしない

 

今年の状態はというと。さらにカビが広がっているように感じる。フィルターの汚れも溜まっているようだ。エアコンも製造から10年以上が経過しており、「買い換え」という言葉が脳裏をチラつくが、エアコン代・設置代合わせて10万円弱が出ていくことになる。それはどうしても避けたい。 ということで、人生初のプロのクリーニングを頼むことにしたのだった。

 

 

 

たくさんCMを打っている有名店に頼むこともできたが、 1台あたり約15,000円と思ったより高い。いろいろ調べているうちにたどり着いたのが「くらしのマーケット」だった。

 

ここに決めた理由は、以下の3点だ。

  1. たくさんの業者の中から選べること
  2. 口コミが多いこと
  3. 価格が安いこと

 

とくに、暑さに弱い同居人が溶けそうになっていたので、すぐにでも来て欲しかったため、「業者の出張エリア、空き予定、料金」を比較した上で選べたのが便利だった。

ちなみに最安値は1台6,000円だったが、7月末まで予約でいっぱいだった。(ま、そうなるよね。 )私が最終的に選択したのは、都内に出張してくれて、翌週にも作業が可能な業者さん。料金は1台7,000円。1台1万円以下の予算にはまった形だ。

 

 

事前メールのやりとりで、当日のおおよその到着時間と作業時間の連絡があり、さらに「お掃除機能」の有無を再度聞かれた。これ、どうやらエアコン掃除の重要なポイントらしい。どのサイトで見てもこの機能の有無で料金が変わってきたり、業者によっては対応不可のところもあるので「お掃除機能がないと思っていたらついていた」となるとキャンセルや追加料金が発生し、トラブルになることもあるようだ。その点、再度確認してくれたのはありがたかった。


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我が家のエアコンには「内部クリーン」というボタンがあり、これが該当するのか問い合わせたところ、それはお掃除機能には当たらないとのことで、通常料金で請け負ってくれるとのことだった。

ここまでの確認は仮契約のうちに確認ができる。不明点は、この段階で潰しておくのが当日に不安を残さないポイントだと思った。

 

 

本契約をすると料金はその場で決済され、当日支払うことはない。作業前に全額を支払うことは私は抵抗がなかった。当日あたふたするよりいい。ただ、私の場合、賃貸で駐車場がなかったため、別途駐車代だけは現金で支払っている。

 

 

当日、男女2人が指定の時間通りにやってきた。エアコンとお風呂(フィルター掃除に使用)の場所を確認してサクサク作業が進んでいく。注意事項として「10年を超えたエアコンの場合、壊れても保証ができない」ことを確認してから作業が始まる。必ず確認しているとのこと。これもトラブルの原因の1つなのだろうと思う。

 


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ガワを外されたエアコン。汚れが遠くからでも汚れがわかる。

 


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こんな感じで養生され、高圧洗浄機であっという間に洗われていく。

 


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エアコンの下に本棚があるのだが、それにはビニールシートがかけられていた。作業スペースが確保できていればこれらは移動せずとも作業してくれる。

 

 

お風呂場では高圧洗浄機がグオングオン作動中。
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一人がエアコンを洗っている間に、もう一人が外されたガワとフィルターを洗ってすぐセットできるようにスタンバイしている。仕事が早い。

 


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エアコンから出てきた水。汚れで真っ黒。。

 

 

最後に、仕上がりを確認して終了。30分はこのまま送風してねと言われる。エアコン2台で作業時間は1時間半。 当初は1台あたり、1時間半とのことで、3時間を予定していたのに。早い。

 


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10年超えのエアコン。プラスチックの色も一部変わっているほどに古い。作業前に壊れても保証できないことを伝えられたので、「このエアコンまだ使えるでしょうか…?」と聞いたところ「異音もないし、まだ全然動きますよ」とのこと。良かったー。

 


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中もピカピカ!やったね。

 

臭いもなくなって、なんとなくだけど空気が気持ちいい。

 

 

作業スペースはシートを引いているので綺麗なまま、さらにフィルター掃除に使ったお風呂場も綺麗に洗われていた。しかも、排水溝にシールタイプのフィルターをつけていたのだが、ホコリがついたのでと交換してくれていた。排水溝まで綺麗にしてくれているなんてと驚いた。

 

最後に駐車場代の領収書と引き換えに実費を現金で支払って終了。個人的には、この金額でこのクオリティであれば大満足だ。

エアコンお掃除は一度頼むと毎年利用する、と言われているが、その理由がわかった。これはプロに任せた方が絶対にいい。

 

梅雨に入り、カビが増えやすくなっているので、エアコンを本格始動させる前の今が、お掃除しどき。さらにコロナ禍の今だからこそ、綺麗な空気にお金を払っても良いのでは、と思った。