先日行われた「黒沢健一 献花の会」に行ってきました。
手向ける花を買いに、久々に花屋へ。
大いに迷う。
バラは違う気がするし。
かといってチューリップでもない。
自分にとっての「エバーグリーン」ということで、
いちばん緑を感じるこれに。
花を握りしめて会場へ。
ライブの映像やPVが流れるモニターが受付にあった。
記帳を求められ、名前を書いた後、渡されたのがこれ。
健ちゃんのピック。
泣かないように、歯を食いしばる。
中に入ると、健ちゃんのギターコレクションが。
PVで使っていたリッケンバッカーや、
Let me roll itツアーでも使っていたストラト、
弾き語りのときのアコギ。
さらには、ツアーで着ていた衣装まで。
こんなに見せてもらっていいのだろうか、
そう思いながら、列に並ぶ。
その先には、これまでリリースした音源のジャケット、
さらには、ジャケット写真やオフショット、
彼の書いた落書きも。
ひとつひとつを見ながら、
どうして、いないんだろう。
と、未だに不在が信じられない自分がいた。
そして、祭壇の前に。
花を手向けて、手を合わせ、目を閉じたら。
涙が止まらなくなった。
泣いたことに自分がびっくりした。
L⇔Rの活動は、後期しか追いかけていないし、
活動休止後は熱心に追いかけていたわけでもない。
それでも。
田舎の女子高生に、
光を見せてくれた。
生のロックンロールを聴かせてくれた。
のびやかな声で、幸せを与えてくれた。
だから、ありがとう。
感謝してもしきれないです。
と伝えてきた。
帰宅して、「Let me roll it」のDVDを見ながら
また泣いて。
でも、泣くのは今日でおしまい。
ずっとずっと聴きつづけていくことで、
彼の声はいつも私のそばにいるから。
最後に。
今回の献花の会を運営してくださったみなさまへ。
きちんとお別れできる場を作ってくれて、
彼の貴重なコレクションをたくさん公開してくれて、
贅沢すぎるお土産まで用意してくれて、
本当にありがとうございました。