マキシマダムの過剰な日常

マキシマダムの過剰な日常

ものが捨てられない。ミニマリストに憧れながら、ものに囲まれて生活するアラフォーが日常を綴ります。

「黒沢健一 献花の会」

先日行われた「黒沢健一 献花の会」に行ってきました。


手向ける花を買いに、久々に花屋へ。

大いに迷う。


バラは違う気がするし。

かといってチューリップでもない。


自分にとっての「エバーグリーン」ということで、

いちばん緑を感じるこれに。
f:id:scude:20170126121933j:image

花を握りしめて会場へ。

 

f:id:scude:20170125130024j:image

 


f:id:scude:20170125125821j:image

ライブの映像やPVが流れるモニターが受付にあった。

記帳を求められ、名前を書いた後、渡されたのがこれ。

 
f:id:scude:20170125125732j:image

健ちゃんのピック。

泣かないように、歯を食いしばる。

 

 

中に入ると、健ちゃんのギターコレクションが。

PVで使っていたリッケンバッカーや、

Let me roll itツアーでも使っていたストラト

弾き語りのときのアコギ。

さらには、ツアーで着ていた衣装まで。


こんなに見せてもらっていいのだろうか、

そう思いながら、列に並ぶ。


その先には、これまでリリースした音源のジャケット、

さらには、ジャケット写真やオフショット、

彼の書いた落書きも。


ひとつひとつを見ながら、

どうして、いないんだろう。

と、未だに不在が信じられない自分がいた。


そして、祭壇の前に。


花を手向けて、手を合わせ、目を閉じたら。

 

涙が止まらなくなった。

 

泣いたことに自分がびっくりした。


L⇔Rの活動は、後期しか追いかけていないし、

活動休止後は熱心に追いかけていたわけでもない。

 

それでも。

 

田舎の女子高生に、


光を見せてくれた。


生のロックンロールを聴かせてくれた。


のびやかな声で、幸せを与えてくれた。

 

だから、ありがとう。

感謝してもしきれないです。


と伝えてきた。

 

帰宅して、「Let me roll it」のDVDを見ながら

また泣いて。



f:id:scude:20170126122301j:image

でも、泣くのは今日でおしまい。


ずっとずっと聴きつづけていくことで、

彼の声はいつも私のそばにいるから。

 


最後に。

今回の献花の会を運営してくださったみなさまへ。

きちんとお別れできる場を作ってくれて、

彼の貴重なコレクションをたくさん公開してくれて、

贅沢すぎるお土産まで用意してくれて、

本当にありがとうございました。