マキシマダムの過剰な日常

マキシマダムの過剰な日常

ものが捨てられない。ミニマリストに憧れながら、ものに囲まれて生活するアラフォーが日常を綴ります。

改めてテスターの使い方、考えてみませんか?

こんばんは。マキシマダムの過剰な日常です。

 

昨日、某店舗にて、テスターの口紅を唇に直接塗っている人を見かけた。それを見て思ったことを書いておこうと思う。

 

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コロナウイルスの国内感染が確認できたあたりから、私は化粧品のテスターをさわるのが怖くなった。百貨店などは気をつけてケアしているとは思うが、ドラッグストアなどは無法地帯なのではないか、と思っている。

 

 

 

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コロナウイルスは空気感染はしないので、気をつけるべきは接触感染。接触感染で重要なのは「手」だ。手はどうしても、いろいろな場所に触れざるを得ないので、ウイルスを媒介しやすい。その手も洗えば問題ないが、目や口をさわることで体内にウイルスは侵入する。さらに私は無意識に唇にさわる癖があるので、いま特に気をつけている。

 

 

コロナウイルス 気を付けること

つり革はもちろんさわらないようにしているが、満員電車などで押されて、反射的にドアに手をついたり、手すりにつかまることがある。エレベーターではボタンを押さざるを得ない。その手でスマホに触って、電話がかかってくれば、それが顔に触れることもあるだろう。



一方で、私が気にしすぎな部分があるのかもしれないとも思う。というのも、私は学生時代に微生物学の授業で「身の回りの微生物を調べた」ことがある。サンプルは各班の自由だったのだが、私たちはドアノブを選んだ。で、培養した。

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がっつりいた。

 

この実習を経ると、人間は2つに別れる。「こんなのをしょっちゅう触っていたなんて!」と潔癖症に傾くタイプと、「こんなにいるけど案外大丈夫なのね」と不潔を謳歌するタイプ。

 

私は後者だった。

 

が、今回。

 

大丈夫じゃないじゃん!!!!

 



でもって、テスターに話を戻すと。

 

 

コロナウイルス 気を付けること 電車移動

都内では先日、屋形船でのウイルスの感染が判明したが、そのうちのひとりは都内を電車移動していることがわかっている。

それを受けてかはわからないが、百貨店ではタッチアップの際にBAさんが肌に触れるのを止めたり(コスメを付けた筆を渡され自分でつけるらしい)、タッチアップそのものを止めたブランドもある。某バラエティショップでは、不特定多数が触れる可能性のある化粧品のテスターをすべてなくした店舗もあるらしい。

 

 

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いま、テスターの口紅をそのまま唇に塗っている人は少ないとは思う。ただ、ドラッグストアなどでは、テスターは基本指で取って手などにつける人が多い。電車のつり革や手すりにつかまったその指で、そのまま触っているだろうから、手の甲などにつけるとしてもちょっと怖い、と思ってしまうのは私だけだろうか。



 

いま、コロナウイルスにはワクチンがない。頼れるのは、自己免疫力だけだ。

 

感染者が増えつつあるいま、テスターを使うときには少しだけ気を付けても良いのではないだろうか。コスメ好きにとって、テスターでの色の確認はとても助かる。が、今の情勢を考えると、せめて目や唇など、粘膜に近い場所への直接の使用は避けるべきではないか、と個人的に思っている。

 

大好きなコスメが、パンデミックを引き起こす要因にならないよう願っている。



 

注1:私が学生時代に培養したのは細菌類です。ウイルスと細菌は異なるけれど、手で触る所には細菌やウイルスなどいろいろなものが付着しているという例として書きました。

注2:写真はすべてイメージです。感染者が利用した路線を特定するものではありません。