マキシマダムの過剰な日常

マキシマダムの過剰な日常

ものが捨てられない。ミニマリストに憧れながら、ものに囲まれて生活するアラフォーが日常を綴ります。

グソクさまを見るために、ふらりと出かけてきた。

こんばんは。マキシマダムの過剰な日常です。

 

三連休。ここのところ、休みは引きこもってばかりだったので久々に出かけたくなった。

そこまで遠くなく、行きたいところというと「沼津深海水族館」が浮かんだ。目的地はここに設定。しかし、連休直前で安い宿に空きがない。日帰りでもいけないことはないが、少しのんびりしたい。スーパー銭湯で夜を明かそうかと思っていたら、熱海のビジネスホテルに空きが出た。すぐに押さえる。旅の大枠が決定。

その後「三連休は大雪」とのニュースにへこみそうになるが、強い心で耐える。

 

そして当日。目覚ましが鳴らず、出かける時間に目が覚める。ささっと準備して雪の中出発。歩きながら時刻表を調べなおし、ルートを変更。一時間半遅れで沼津へ到着。雪は止んでいる。沼津港行きのバスが止まっていたのですぐに乗り込み、出発。あっという間に目的地へ着いた。

 

 

まずは、腹ごしらえ。あらかじめ調べておいた回転ずしへ。少しの待ち時間で入れた。

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画像引用:食べログ

水族館の手前にある回転寿司。深海魚なども食べられる。結構並んでいたが、13時を過ぎていたからか、スムーズに入れた。

 

 

店頭にはアブラボウズ。美味しいらしいが私は食べなかった。その名前の通りかなり油が乗っているらしい。ちなみに人間には消化できない油なので、食べ過ぎるとアナルから油が流れ出すので注意。

 

 

桜エビとしらすの軍艦。量が多い。美味しいとは思うが、回転寿司にしてはちょっとお高め。水族館のチケットがあると10%引きなので、水族館の後に行く方がお得。

 

 

そしてお目当ての水族館へ。

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画像引用:静岡県人会 

時間によっては非常に混んでいるので、人混みが苦手な人は朝一がおすすめらしい。私は14時ころに入ったがそこそこ並んでいた。入口の水槽がとにかく混んでいる(みんな写真を撮っているから)。メインを先に見てしまうことにはなるけれど、2階から見始めると空いている。

ちなみにこの水族館は、基本、フラッシュなしであれば写真が撮れる。一部の水槽は写真NGなので表示を確認してから撮影すべし。

 

 

大きな水槽にて。タカアシガニさま。なぜか、後ろ足2本をおっ立てていらした。

 

ちなみに、今は冬なので、深海のアイドルことメンダコちゃんもいた。が、メンダコはカメラを向けるだけでもストレスで死ぬほど、非常にデリケートなため、一切の撮影禁止。今回は3匹が水槽の奥にいた。うち二匹はぺっちゃり平たくなっていた。たまにしゅるしゅると足を動かすのが超キュート。

ちなみにメンダコ画像はこちらを参照くださいませ。この水族館ではメンダコの飼育日数52日と世界最長記録を持っている。体が非常に柔らかく、傷をつけずに引き上げるのがかなり難しいらしい。

 

 

 そしてどーん!

2階のシーラカンスゾーンに展示されているシーラカンスの冷凍展示。凄い迫力。南アフリカのあたりから運んできたのに、こんなに状態よく展示されているなんて。かなり硬そうな鱗なんかもその質感が伝わるほど。ヒレの付け根を見ると、「腕かよ!」ってくらい太い。実際、陸上に上がろうと進化する過程だったと考えられているようだ。

展示されているシーラカンスは170㎝ほど。でかい。が、絶滅した種類の中には4mもある個体がいたそうな。いや、4mて。海で遭遇したら恐怖で溺れるで。しかも、シーラカンスの遊泳映像の撮影に初めて成功したのが日本の調査隊だと知ってびっくり。ロマンがある。

 

 

そして旅のメイン。

はじめてのご対面。グソクさまこと、ダイオオグソクムシ。端の重なった2匹はまったく動かなかったが、中央の子はこしょこしょと位置を変えていた。2階の端の方にひっそりとおります。長生きしてくれ。

 

 と、そんなこんなで水族館を満喫。レビューには30分で回れるとあったが、好きな人は2時間くらい時間を確保しておいてもいいと思う。ミュージアムショップで有名なダイオウグソクムシのぬいぐるみはスルーで。(湯呑とメモ帳は買った。)

 

一息つこうと、沼津 みなと新鮮館へ。ただ、私が水族館でのんびりしすぎたせいで、海産物系のお店は軒並みクローズド。

お茶屋さんが空いていたので、セルフの緑茶をいただく。持ち帰り用カップにお茶の葉が入っていて、自分でお湯を入れる。奥にある冷たいタイプは緑茶で氷が作られていて、氷が溶けてもお茶が薄くならない憎い心遣い。150円なり。

 

 その後、深海魚バーガーを食べに行く。

限定の深海ザメバーガーがあるというのでそちらをチョイス。使用しているサメはフトツノザメだそうな。

 

 

 がっつりかぶりついたままの画で申し訳ない。

淡白な白身魚。ほぼオーロラソースとチーズの味。ただ、旨い。

 

おなかを満たした後は、宿にチェックインすべく熱海へ。

 

久々の遠出で疲れたせいか、しばしホテルのベッドでごろごろ。どこへ行こうかと検索をしていたが、ここは熱海。観光地。夜が早いことを思い出し、さくっと夕食へ。本来は立ち寄り湯をしたかったが、湯に入っているうちに夕飯を食べ損ねそうだったので食事を優先。

 

 

串焼きのお店へ。一人なので、1串ずつ追加できるのはありがたい。炭火であぶったらなんでもおいしくなる説もあるが。適度に温まり、アルコールも回り、上機嫌で宿へ戻る。

 

 

途中、クレンジングを忘れたことを思い出し、コンビニで調達。ついでに温泉に入れなかったので、入浴剤も購入。ホテルのユニットバスに沈む。

 

 

風呂上りにはこのパックでのんびりしながら、さらにビールを開けてしまった。いいよね、そんな休日も。

 

 

翌日、二日酔いの体を引きずりながら、立ち寄り湯へ。

 ここのお湯が良かった!午前中から入りに行ったのだけれど、源泉かけ流しでとにかく熱い。良い感じに体が温まる。室内と露天、2つの湯があり、どちらも熱々。どちらもそこそこ広さがある。午前中は空いているのでおすすめ。ちょうどお店の方が温度を測りに来て、「熱いですよね、湯量調節しますね」と言われる。厳選かけ流しなので、湯量を下げることで温度を下げている。贅沢だー。顔を真っ赤にしてお湯から上がる。

 

 

この後、周辺をぶらぶらしながら、ランチ場所を探していたら。

 

あたみ桜が咲いていた。あたみの桜は沖縄にある桜と同種で、日本一開花が早い桜の名所らしい。コスメの発売でしか春を感じられていなかったけれど、春はもうすぐそこ。雪は降ったけれど、これから温かくなっていく。

 

その後、のんびりしすぎてランチ場所に難儀した。お目当ての金目は食べられなかったけれど、サンドイッチ&ビールでのんびりし、お土産に金目の煮つけ&干物を買って帰宅。疲れたけれど、いい疲れ。心の疲れた取れたよい休日になった。