こんばんは。マキシマダムの過剰な日常です。
先日、パーソナルカラー診断を受けてきました。
最近、よく見かける言葉「パーソナルカラー」。@コスメでも、カラーリストの関口まゆみさんのブログが人気ですし、 私もよく参考にさせてもらっています。
これまでネット上にあるセルフのカラー診断をいくつも行い、ほぼ9割「スプリング」という結果。ただ、スプリングカラーを使っても、なんとなくしっくりこない、ということが続いていました。
ちなみに、セルフ診断でよく見る質問と、私の回答です。
- 肌が白い → YES(ファンデーションは一番白いものを進められることが多い)
- 手首の血管の色 → 青(と思う。緑ではない)
- 白目の色 → 青みががかっている(しょっちゅう充血しているが黄みではない)
- アクセサリーの色 → シルバーが多い(好き)
カラー診断、「一度、プロに診てもらおうか」と思うも、結構なお値段に腰が引けます。(嗚呼、貧乏が辛い)かといって、お手ごろな価格の高島屋のカラー診断は、一か月後の予約枠が秒で消える世界。
そんなとき見つけたのが「カラー診断モデル」。カラーリストを目指す人の練習台になる代わりに、パーソナルカラーを診断しますよ、というもの。もちろん、無料です。こちらは「すぐにはご案内できない場合もあります」と書かれていたので、あまり期待せずにいたのですが、思いのほか早く順番が回ってきたので、その時の様子を記録として残しておこうと思います。(前置きが長くてすみません)
結論から言うと、「イエベオータム」でした。セルフ診断で一度もでたことないよ!化粧品、見直さないと…となっております。ふう。(以下、さらに長くなります)
白金台。初めて降りた。
今回、モデルとしてお邪魔したのは、パーソナルカラー研究所HOWの白金台教室。はじめて白金台に来たのですが、かなり落ち着いた街。私、完全に浮いています。
教室につくと、化粧を落として、用意された席に座ります。
すると生徒さんの一人がパーソナルカラーについて一通り説明してくれました。おそらく一般的な内容かと思われます。(4シーズンに分かれていること、それぞれ合った色を付けるとどうなるか、合わない色を付けるとどうなるか、など)ここはちょっと早くて、細かい内容までは覚えていません。。
色の洪水に混乱。何十色ものドレープに巻かれて。
その後、先生がいらして、教室がスタート。最初は、春・夏で比較します。
こんな感じで、春・夏の赤、春・夏の青…とドレープを当てていきます。
皆さん、まだ”生徒さん”ということもあり、かなり迷っている様子。その時出た意見がこちら。
- 黄みがある色が、合う場合としっくりこない場合がある
- はっきりした色は負けてしまう、ほうれい線が目立つ
- 濃い色でも、濁があると似合うように思う
- 明るい色が肌につやを与えるが、薄いと顔色が白くなりすぎる
- はっきりとしたNG色がない、判断しずらい
自分で鏡を見ていても、似合う・似合わないの判断がつかず、生徒さんによって意見が割れる色もあり混乱。でも、こういう意見が聞けるのはモニターならでは。客観的な意見、勉強になります!
次に、迷っている中でも、黄みはあった方がいいのでは?ということになり、春を残し、冬と比べてみる。
- やはりはっきりとした色は負ける
- でも、薄い色より濃い色の方がよさそう
- 濁が入っていれば春も冬もOKそう
- 肌が白いので黄みを足した方が顔が明るく見える(かも)
ここでも意見が割れ、はっきりとした結論が出ず。ただ、「これは似合っている」という色がまとまってきたので、先生から「4シーズンにこだわらず、色を探していきましょう」ということで、似合う色のドレープを取り出し、テーブルに並べていきます。
さらに、「これ、もっと濁った色ならいいかも」「もっと濃い色がいいかも」と感じたものは、そのドレープを探して再度比較。すると、生徒の皆さんがうんうんとうなずきだしました。
最後に、似合うドレープを並べてみると…「うん、オータムですね」という結果に。
こんな色、ほとんど着ていないのでは?というラインナップ。とくに茶色は苦手なんだけどなぁ。
先生から生徒さんには「4シーズンにこだわり過ぎると、カラーが見えてこなくなるのであくまでも、その人との色合わせを見て決めるように」とお言葉がありました。
ただ、先生に言わせると、「がっつりオータム」らしいので、最初の比較が春・秋だったらすんなり判明していたのかもしれません。
似合う口紅の色と自分が好きな色は違う。
その後。似合う口紅をつけてもらえます。オータム用パレットでは、オレンジやベージュがメインなのですが、付けると…地味。生徒さんも、うーんといった表情。そこで、春の赤を少し混ぜてつけると、見ていた生徒さんの顔がぱっと明るくなって「うん、いい!」との声が。
その時の写真がこちら。わかりづらくて申し訳なし。
顔が荒れすぎていて、あまりにひどいので肌部分自主規制。赤みが出すぎていたのも判断しずらかった原因かもしれません。(下膨れも見苦しいぜ)
個人的には、このような赤みのある色の口紅を使うことがなく、「うっ(派手)」となったのですが、生徒さんはみんな「いい」と言っていて、新鮮な気持ちに。おそらく、自分に合う色となりたいイメージが重ならないのだろうなと思います。
肩にのせているのは、オータムカラー。この中でも薄い色は「合わなくないけど、濃い色の方がいいね」という感じでした。
奥に写っているのが、使用したリップパレットです。
最後に。
先生に感想を聞かれたので、自分では思ってもみなかった色だったといったところ。
自分の姿は鏡でしか見られません。他人だけが、鏡を通さず、あなたのそのままの姿を見ることができるので、その認識の違いはあるかもしれませんね。
あとで知ったのだけれど、この日、指導していた先生は日本パーソナルカラー協会の理事長さんでした。。たしかに重鎮感あったわぁ。
その後、メイクを直しながら、別の先生がアドバイスをくれました。このとき、質問もOK。無料なのに、なんて至れり尽くせりなんだ!
そのとき、話した内容はこちら。
- 色はやや暗めが似合う。濁った色を選ぶのがよい
- 色が白すぎるから、黄みをプラスした方が肌にツヤとハリが出る
- 色選びに迷ったら、他の色と比べてみる(黄みのある方、より濁っている方と比較するとわかりやすい)
- チーク、リップは、断然オレンジ(!!!!)
- アクセサリーはなりたいイメージで選ぶ(今はイエベだからゴールドとは一概に言えない)
- シルバーはやや冷たい印象になるかも(なのでクールにキメたいときにおすすめ、シルバーとゴールドを重ね付けするといいかも)
- アクセサリーのおすすめは、珊瑚とか赤みのある艶消しゴールド、黄みのあるパール
色味については、教室に貼ってあったトーン分類を見ながらここらへんね、と説明してくれた。
このへんの、ダルあたりが良いそうです。グレイッシュやディープ(切れてるけど)も良さそうとのこと。
メイクは「断然オレンジ」だそうです。いや、持ってるんだけど…似合ってない、と感じていたので意外。チークは白すぎたのか?リップもそうだけど、似合う色≠好きな色なんだろうな。切ないな。来月早々に出るオペラのラメ入りティント、欲しいけど似合わないんだろうな…。
アクセサリーは自分から質問してみたのだけど、先生曰く、「いまどき、ブルべだからシルバー、イエベだからゴールド、って教えているところあるのかしら…」とのことでした。
また、「パーソナルカラーは一生ものではない」とのこと。今後、肌のくすみが強くなった場合、もっと明るい色が似合うようになることもあるそうです。「あなたはまだ濁った色でも、十分ハリ・ツヤ感じるから大丈夫よ!」とのことでした。
そうそう、ドレープを合わせているとき、「ほうれい線が目立つ」とか「肌にツヤ感がある」とか、肌の印象を口にする人が多かったのが印象的でした。スキンケア、メイクだけじゃない肌の印象変化を知ることができて、目からうろこ。今後は疲れた婆に見えないよう、パーソナルカラーを取り入れたいと思います!
ふう。ここまで読んでくださってありがとうございました。これからはイエベ・オータムとして生きていきます。メイクアイテム、見直さねば。。